ぐるぐるめろん島ホームページ

 ぐるぐるめろん島は、公認心理師9名、認定心理士5名、言語聴覚士2名、作業療法士3名、保育士・幼稚園教諭8名、音楽療法士3名、児童指導員5名の資格を有したスタッフが在籍し、一人ひとりのお子様に合わせた専門性の高い療育が提供できるよう日々研鑽を積んでいます。

4つの発達支援事業所を有し、そのうち奉還町に3つあります。奉還町のおれんじ村では1・2・3歳児クラス、めろん島では4・5歳児クラス、ふるーつ村では就学に向けた準備に特化した年長児クラスを設置し、発達段階に応じた療育を実施しています。東花尻のもりもりめろん広場は、自然豊かな環境の中、2歳児〜年長児までを受け入れており、曜日ごとに年齢によるクラス分けをしています。

ここ数年は、2歳前後のお子様への“超早期療育”を強化し、受け入れを増やしています。
超早期療育とは、エビデンスが証明されている介入プログラムで、ぐるぐるめろん島ではその研修を受けた3名のスタッフが中心となり実施しています。療育を行っていく中で、お子様が人に注目するようになる、アイコンタクトを取るようになる、模倣ができるようになるなど、コミュニケーションの土台となる社会性の伸びが認められ、その高い効果を実感しています。

また保護者支援も重視しており、ペアレントプログラムやペアレントトレーニングを提供しています。またそれは、育児について相談する場、保護者様同士で語り合える場にもなっています。
そして、4つのどの事業所でも、お子様のニーズに合わせた個別療育と集団療育の、両方のサービスを受けられます。

個別療育では、アセスメントに基づいた、『ことばや発音』『やりとりやコミュニケーション』『運動』『PECS(絵カード交換式コミュニケーション)』『ひらがなや数の学習』『音楽療法』等をそれぞれの専門職が提供します。

それと並行して集団療育では、2、3歳のお子様には『大人と一緒に遊びを共有する、遊びを広げる、季節の遊びや様々な感覚遊びを経験する』『トイレ、着替え、食事動作などのADLを身につける』『要求や援助要請を出す』『同年齢のお子様に興味がもてるように働きかける』ことを中心に行い、4、5歳のお子様には視覚的構造化のもと、安定した生活が行えるよう『スケジュールを見て動く力』『お友達との関わり方やコミュニケーション方法を学ぶ』『ルールに沿って楽しく遊ぶ』『適切な方法で援助要請を伝える』『就学に向けての練習を行う』ことを目的に実施しています。