幼児期前半
この時期の言葉は、人とのやりとりを介して発達していきます。
そのため、生活の中で下記ポイントを押さえて関わることが大切になります。
・やりとりする必要性を作り出せている
・子どもが分かる言葉や量で伝えられている
・子どもが出来る方法で表現を促せている
・言葉を学ぶ基盤となる力を育めている
・言葉が学びやすい環境を整えられている
・次の発達を促す刺激を出せている
お子さまの現在のやりとりや言葉の状態を確認し、言葉の発達順序と照らし合わせます。
また、お子さまの興味があること・言葉の発達を支える機能の発達具合なども考慮して、
どうすれば上記ポイントを押さえた関わりになるか、1人ずつカスタマイズして
具体的な関わり方をご家族へお伝えします。
幼児期後半
幼児期後半からは、考える時間を意識的に作ることが言葉の発達を促します。
また、発音や文字など言葉のより細かい部分の精度が向上する時期でもあります。
考える時間の確保については、イラストを使いながら気づきを与えたり、暗黙のルールや人との関わり方を教えて、個別に練習します。
発音や文字の読みは、お子さまに合わせて自宅で練習できるメニューや教材を作ります。
ご家庭と協力しながら、お子さまの苦手とする部分をスモールステップで支えていきます。